Sat. 11.13.2004 どっちの目で見てますか?
 
どっちの目で見てますか?
ってもちろんカメラのファインダーの事です。
右目、左目。
ばてだは右です。主な理由は「そっちの方が慣れてるから」。うわぁ、すげぇつまんねぇコメント(笑)
もう一個理由があります。練習して会得したんですけど、右目でファインダーを覗きながら、左目で他の景色を見る為です。スナップ撮る時とか重宝します。突然フレームインされる危険がかなりなくなります。それ以上に、突然フレームインしてくる被写体を画面内に予定調和のように配置出来る強みも出ます。
「そういう写真撮ってアップしてから言えヨ」
言いたい事わかってますから、言われなくてもわかってますから(泣)

やってみると、そういう風に覗く事自体はそんな難しい事じゃありませんでしたヨ。

最近、左目で見てみようかな、左目でファインダーを覗く事に慣れてみようかな、って気持ちが大きくなってきています。
自分が撮りたい写真は、やっぱり感覚的な部分を強く描写したモノなので、そういう考えに。感覚的な部分を司るのは右脳、体の左半身も右脳が司っているって言うじゃないですか。
そういう点で考えると、右目で感覚的に撮ろうとしている時は、脳内が右脳左脳を直結させようと働いている状態なのかな、ってまったく医学を知らない状態で仮説しています。なんだよ、左目でファインダー見たら早いじゃんか、って短絡的思考の末なのですが。
ばてだが最も影響を受けたフォトグラファーの一人、Ka+Riさんは左目でファインダーを覗いてた記憶があります。最初からなのか、後から変えたのかは知りません。
今左目でファインダーを覗くと、「なんじゃこりゃぁ、やりにくぃぃぃぃぃぃっ」って状態なんですが、試してみる価値くらいはあるかも、ですよね?
 
 
 
 
 
 
Wed. 11.10.2004 上下左右まっすぐ。
 
Ruinの撮影後記に書いた、「写真の水平を保つ事・保たない事」について、書いた直後から、理由ってそれだけじゃなかったなって思い続けていました。
撮影中に自分が感じていた感覚は、まだ他にもあった。それを毎晩寝る前に思い起こしながら、眠りについていました。
やっと今になって、言葉に出来る程明瞭になりました。
それまでは、上下左右、水平を綺麗にとった写真を善しとしていました。今でも好きです。けれど、廃墟での写真は、ナナメった写真を撮ったりした。それも良いと思った。
違いは奇しくも、しばらく前にmaiさんがBBSで話題にしてくれた、「自分の為の写真か、誰かに見せる為の写真か」だと気がついた。
多分、その風景や光景を情報として写真に残す、誰かにその場所がどんな所だったかを伝える写真は、水平を綺麗にとってある方が見易いので良いのだと思う。
自分が見る時に見易いように、水平をとるのもアリだと思う。
けれどそれとは別の、写真にした所で伝達価値の無い被写体、いわゆるフォトジェニックでは無い被写体だってあるし、それも撮ってる。そういうのは、探索中に、ふと目を留めた被写体なんていうのが多い。歩いている最中とか多い。
そういう被写体を、「目を留めた瞬間を再現」するように撮ろうとするから、微妙にナナメになってたんだと気がついた。デカイ収穫だと思った。歩いてる時って、体はまっすぐじゃないしね。
写真で伝えたい部分を整理・誇張して収めるのも良いと思うけれど、そういう残し方だけでは無く、目を留めた瞬間を写真にする事によって、自分が何故それに惹かれたかがよりダイレクトに残ると感じたのだろうと思う。
誰かに見せる写真っていうより、自分の記念写真だ。
被写体を撮っているけど、写してるのは自分の心だ。
見返してみると、やっぱり刺さる。自分にダケわかる写真なのかもしれない。
面白いのは、水平をとるのに失敗した写真と、目を留めた瞬間を写した写真とで、こんなに違うものかと思う事。
なんだ、この差は。
かっこつける為に敢えてナナメにした写真とかは全く別。撮影者のそういう気持ちがウザイし、被写体にも無理がでてるよ。
 
 
 
 
 
 
Wed. 11.10.2004 Ruinをアップして。
 
あれ?ここって人写真のサイトじゃなかったっけ?
って自分が思ってしまった事は、とりあえず置いといて。
雰囲気を戻す為に、人写真アップ。
ちなみにこの写真と日記本文との関係は全くありません。

奥多摩ロープウェーからの帰り道。
行きは車で4時間くらいかかったのと、帰りは道が混んでたのも手伝って、車中のテンションはウナギ下がりでした。
いったい何時に戻れるんだ、ってか無事に家に着くのか、みたいな。山道ですら1m間隔のストップ&ゴー渋滞だったので辛かった。
大阪からの友達も含めて三人いたんですけど、暇つぶしの定番、古今東西が始まりました。
最初は普通にやってたんですけど、つまんなかったのでばてだルールを適用。三人全員が知っている名称以外は使用不可にしました。
お題は「日本映画」で古今東西。ルールを足した副作用が妙な部分に働いて、
「うわぁ、それ懐かしい!」
って言われるような日本映画を思い出すのが命題の大会みたく変化を。
「すげぇ、よく思い出したな」
って言ってもらえればヒーローです。鼻高々です。偉い人です。
個人的に懐かしかった映画名をちょっと羅列。
「吉原炎上」「七人のおたく」「僕たちの七日間戦争」「私をスキーに連れてって」「たんぽぽ」「竹取物語」「南極物語」「ラジオの時間」「帝都物語」「日本沈没」「完全なる飼育」
やってると、意外と全員が知ってる映画って無いんです。世代は同じなのに、環境が違うとこうも知識が変わるかな、みたいな。
「セーラー服と機関銃」が通らなかったのには泣いた(TーT)
ばてだがすごく好きで、ビデオで持っている映画があって、その名前も通りませんでした。それは「スワロウテイル」。
お前見たことネェんだったら絶対見とけ!って、かーなり強く推して、今日やっとそれを見せる事が出来ました。もう何回見たかもわかんないですけれど、今見てもとても面白かった。
なんだかネガ使って写真撮りたい気分になりました。
 
 
 
 
 
 
Tue. 11.09.2004 こればっかりでスミマセン。
 
また廃墟行ってました。
枚数が貯まったので、出来次第アップします。
 
 
 
 
 
 
Mon. 11.08.2004 廃墟再び。
 
今日は東京都奥多摩にある、ロープウェーの廃墟に行ってきました。
以前に何度か廃墟系のサイトで見て、実際に自分でも見てみたいなぁと強く思っていた所です。
車をレンタルして13時頃に家を出発、到着は17時近くだったせいで、辺りはすでに真っ暗、懐中電灯ナシだと足下すら見えない状況でした。
ダメじゃん、写真撮れない;
施設内の階段を一歩づつ降りて行って、やっとご対面。閉鎖から何十年?って経った今でも、懸命にぶら下がっていてくれました。かわいい。
名前は「くもとり」くんです。雲取山が名前の由来。
三脚を持ってきていたので、かなり無理して記念に一枚。F8でシャッタースピード10秒(笑)実際の明るさは手のひらの生命線とかが見えないくらいでした。露出死んで無くてヨカッタ。
前日の廃墟とは全然印象の違う場所でした。
また折を見て来てみたいです。
その時まで、今のまま残ってくれているといいな。
 
 
 
 
 
 
Sat. 11.06.2004 廃墟。
 
廃墟行ってきました。
一番要らない写真を日記にアップw
怖かったし、「何だか腑に落ちない空間」が広がってました。
全廃墟がそうなんじゃなくて、たまたまあそこが妙な場所なんだろうなぁ。
「廃墟好き」の中で、「心霊系」の場所として有名なんだそうです。
何枚かお見せ出来そうな写真も撮れたんですけれど、組写真に出来る程枚数が無いので、しばらく保留。
 
 
 
 
 
 
Sat. 11.06.2004 色々ある所らしいです。
 
昨日から、大阪の友達♂が遊びに来ています。
何日かばてだの家に泊まっていくので、一緒に写真撮りに行ってきます。
今日はちょっと色々ある所を回ってきます。