Fri. 11.05.2004 横須賀。
 
一度サイトから外したんですけれど、色々と思う所が多かったのでもう一度アップ。
当日は猿島へ遊びに行っていた日でした。
帰りに横須賀の「ドブ板通り」って所をぶらついて、電車に乗る為に汐入駅へ。
この汐入って所、米軍基地がある事で有名です。
かの森山大道が25才で独立後、仕事が無かった時代にレンズを向けていた場所としても有名です。その写真を「カメラ毎日」に持って行ったら、その場で9ページ掲載が決まり、そこから仕事が広まっていった、なんていきさつもあったりします。
って今書いてますけれど、その場にいた時はそんな事すっかり忘れてました(笑)トイレ行きたかったんですよ、トイレにw
幸い駅の中では無く、外にトイレがあったので、急いで入って所用を済ませました。一安心して手を洗っていたら、突然肩をたたかれて、そのままのポーズで後ろを振り向いたら自分よりでっかい黒人さん。
超間近で見ると、目が血走ってるんです。瞬間的に脳裏に、昔山崎邦生が、ダウンタウンが差し向けた外国人に「トイレでカマ掘られそうになってる」映像がよぎりました。

ありえねぇ、なんだこの状況?(汗

heyhey言って来るんです。なんだよ、heyって。
脳内和訳で「hey」って「おい!」みたいなイメージありませんか?失礼な奴だなぁって気持ちと、知らない外国人にトイレで声をかけられる不安感と、貞操の危機(笑)と三本立てで、ばてだは英会話出来ないですから、まくし立てるように色々言ってくるんですが聞き取れる訳でも無く、面倒なので「やり過ごして帰ろう」って気持ちになってました。うざいし。i beg your pardon?くらい言って、返事も聞かないでトイレから出てきました。
そしたら声が追って来るんです。相変わらずheyhey言ってる(笑)
トイレの前にはチェンチェンが待ってたので、面倒に巻き込む訳にはいかないなぁ、なんてどんどんウザさが増して来てました。日本人だったら、何か用があっても、ばてだみたいな態度とる人を追ったりしないですよね(汗)本当しつこいんです。
で、ちょっと顔をしかめて「what?」って言いました。でもさっきまでより相手の言ってる言葉を理解しなきゃって義務感が増してたので、聞き取ろうと努力。
「*** **** ほとぅーはらさんっ」
ガレッジセールの川ちゃんが蛍原を呼ぶ時みたいな言い方w
俺全然蛍原には似てネェぞ、って思ったんですが、繰り返し言ってくれたおかげでやっと何言いたいか分かってきました。
フォトーグラフを撮ってくれ、って意味だったようです。それだけを聞き取るのに、1分くらいかかったw
でも「は!?」ですよね。確かに首からD70下げてましたけど、今時カメラなんて全く珍しく無いじゃないですか。なんでこの人は通りすがりの「トイレで手洗ってた人」にそこまで写真撮られたいんだろう、みたいな。
でもまぁいいや、撮りゃあ良いんだろ、ってデジカメの電源入れてたら、写真の位置で固まってこっち見てるんです。

ぽ・・・ポーズとって待ってるっ(笑)ちょっと可愛いかもw

そういえば「say cheeze(スペル合ってるかは知らん)」も言わなかったなぁ。自分的にそんな雰囲気じゃ無かったのもあるけど。
ピントも合ってないし、コンビニが主役みたいな写真になってますw早くやり過ごして帰ろうって感じは写ってるかもだけどw
撮った後に液晶で写真見せて、「Cool!」って二回くらい言って、すぐに駅の階段を目指しましたw さすがにもう追って来る事はありませんでした。

今この写真を見てて、ちょっと後悔してます。
ちゃんと撮ってなかったってのも勿論あるんですけど、それ以前にコミュニケーションを図ろうと努力してくれた事に対して、冷たい態度を取ってしまった事。
俺・・・根は嫌な奴なんだなぁって(凹
真意は「あ、カメラだ、撮ってくれよ」くらいだったのか、他の所にあったのかは今だにわかりません。
でもレンズ向けられて、ちょっと誇らしげに、照れくさそうに微笑している姿を見るにつれ、撮影者の心意気として
「失礼だったのは俺の方だなぁ」
なんて思います。せっかく被写体買って出てくれたのに。

日本人って写るの嫌がりますよね。文化の違いを感じます。
写真との接し方が違うと、撮る写真も全然変わるんでしょうね。
いつかリベンジに行きたいなぁ。写真を介してのコミュニケーションの結果を、お互いの笑顔に変えたい。
結果それが「ぼこぼこにされてカメラを奪われる」とかになったとしたら、皆さん大笑いしてやって下さいw

ってか凄い色のジュース飲んでる(笑)本当に外国人って派手な色好きなんですね。
 
 
 
 
 
 
Thu. 11.04.2004 気持ち。
 
のってる、とか、のってない、とか、何なんでしょう。
気持ちがのってると、大満足な写真が撮れたりしませんか?
人写真と、スナップの時に、凄い顕著に現れる。勢いみたいなのが写真に出る気がするんです。
コイツ痛い事書いてるなぁ、って思った人、痛い文章読ませてごめんなさい。でもまた来てねw
思うんだもん、マジで。しょーがない(笑)
でもそれが「写真のドコの部分」なのかはっきりわかんないし、
なかなか科学的にいかなくて、もやもやします。
のってない時に撮った写真は、7〜8割がたの実力発揮ぶりで、可否ナシの写真になってしまう。見れるし綺麗なんだけど、面白いとは思わない。
カメラマンの写真みたい、って思っちゃう。

かずまっちの桜の写真見た時は、こっちまで心が躍ったなぁ。

土門拳さんの言葉で「写した、ではなく、写った」ってのがありますけど、そういう部分も含みなのかなって思ったり。
気持ちと写真の関係って凄く深い。

そいえば、ぞくに言う「ポートレイト」って、いつから気持ちを写さない写真になっちゃったんでしょう?
撮影者と被写体の関係すら希薄だし。テクニック練習カテゴリーになってますよね。
そりゃあ雑誌のポートレイトとかグラビアのカメラマンは主観じゃなく、客観(三人称)で撮りますよ。アイドルがカメラマンに対して笑顔振りまいて愛情注いで、「私はこのカメラマンさんと大の仲良しです♪」って写真載せたってファンはヤキモチやくだけだし。
あくまで雑誌を見る人に向けた笑顔と、それを伝える為客観的に写真として残していくカメラマン。あれはそういう写真なんです。

一般人が何で一般人モデル相手にそんな写真マネして撮ってるんでしょう。。。謎だ。。。謎すぎる。。。プロ目指して練習してるのかな。。。

ポートレイトって、その子の肖像を手元に置いておきたいくらい好き、って言う人が撮るもんです。もちろん一人称で、自分の愛情をたっぷり込めて。
笑顔なんかもらえちゃった日にゃあ小躍りです。
写真を見た閲覧者までも、甘酸っぱい感情に包み込まれるような、セキララな写真。いいなぁそういうの。超見たい。

何も言わなくても笑ってくれる、当日初顔合わせの撮影会モデル。自分に向けられた笑顔じゃないのに、写真に残す意味がわかりません。笑顔を向けてくれる女の子いないから、ココで笑顔撮ってるの?って思われて当然です。
とりあえずレフで陰をおこす事務所の人と、モデルさんを囲むように撮影する応募者達。
そりゃあ「ありきたりなテクニックだけ」写ってる写真になりますってば。
そりゃあ「疑似恋愛しか出来ないキモオタ達」ってカテゴリーに入れられちゃいますってば。
撮る練習してるんなら全然わかるんです。ばてだも昔一杯撮って練習した想い出があります。確かに勉強になりました。ただ、気持ちも関係も写ってない写真に対して

「作品」て(汗

もはやその写真はポートレイトですら無いんですから。
「作品」って名前をつけたスペースは、本当に撮りたい人を撮った時の為に、空けておきましょう。
 
 
 
 
 
 
Tue. 11.02.2004 カメラを持って出る事。
 
写真やってたら必ず一度は遭遇する「後悔」の一つに、
「あーなんで今カメラ持ってきて無いんだヨ;」
ってのありますよね。今まで何回もそう思ってきました。
昨日もそうでした。被写体は夕焼けの空だったんですけど、いつでも見れるような空じゃ無かったんです。夕焼けが本当に燃えるようで。
道路を渡っていた時に、見る気も無く見上げた空に釘付けになりました。車にクラクションを鳴らされるまで、自分が道のど真ん中で立ち止まっている事すらわからず。
普段からカメラを持ち歩く習慣をつけようとしても、それってどこかに出かけるぞ、って時にカメラを携帯するようになったくらいで、
例えば昨日みたいに、近所のコンビニにタバコを買いに出たくらいの外出だと、ばてだはまずカメラを持っていきません。
っていうかカメラを持って出る習慣をつけようとしてた事すら忘れて外に出てたと思います。
でももし覚えてたとしても、持っていかなかったかも知れません。
理由は「カメラが目立ちすぎ」。写真は撮りたいけれど、カメラを持ってる所を人に見せたいとは思いません。
持って出る時はレンズカバーすら外した状態でうろついたりするんですが、やっぱり好んで人とすれ違いたいとは思いません。
潜在意識的に「写真が苦手!」って思ってる人と通り過ぎる時、
まるで「抜き身の刀を持ってる人」みたいに思われる気がするんですが、思い過ごしでしょうか。
あ、違うか。今書いてて自分で理解したw
自分が「撮られるの苦手」な人で、自分が「抜き身の刀」を持って歩いてるような感覚の人って事ですよね。
もう一つ、とっても持って出歩くのが嫌な理由があって、それはカメラのストラップなんです。
ニコンとか最悪です。何あの黄色。さぶっ。我慢して使ってるけど。
ヨドバシとかで見ても、良いストラップって無いんですよね。コンパクトデジならカワイイのもあるのに。敢えて買ったストラップがやっぱりダサイんだったら、デフォの方がマシなので、ついてきたやつそのまんま使ってる状態です。こんなトコにもカメラの「一般的なイメージが良くない原因」が含まれているような気がしてなりません。ださいモノ首から下げてる、みたいな。
普通に一色で良いから、白とか出してくんないかなぁ。文字入れるんだったら、フォント選んで欲しい。
デジカメメーカーさん、ひょっとしたらストラップをオサレにするだけで、若い世代からの支持が集まるかもしんないですよ。是非ご検討下さいな。雑貨屋さんも。
最悪自分で作ろうかと、そういう業者さんに電話した事もありました。最低ロットで10万ちょっとくらいから作れそうなんですが、100個とかの単位になっちゃうから、残りをどっかで売らなきゃならない。
同じ事考えてた人いません?共同で作れたら負担軽くて良いのになぁ。
 
 
 
 
 
 
Tue. 11.02.2004 監督降板!?
 
[LINK]
今日またキリンのHPを見に行ったら、5作目のCMが上映されてるじゃあないですか。
キタキタキタ!来たよ〜新作が!更新来たよ〜!
(ネゴシックス、どこいっちゃったんだろう)
はやる気持ちを抑えてまずは題名を見る。「仁王立ち編」とか「戦慄編」とか期待していたのに、そこにあったのは

「テーブルマジック編」

なんだそりゃ。布石か?ひっかけ問題か?
クラブでマジックを披露する佐藤浩市、箱を開けたら刃物を持った奥さん登場、泥試合へ、とかそんな仕組みか?
15秒バージョンを見て、全ての謎が氷塊した。
単なるコマーシャルを作るのに飽き、日常に潜む夫婦ならではの悲哀を「ビールと食べ物のある世界」でリアルに表現しきってみせた天才監督。
どうやら降ろされたな。
バレたんだな。キリンに。やろうとしていた事が。
さすが大企業。手回しにぬかりねぇ。
しかも前回の「次どうなっちゃうんだ」って疑問に対する返答まで盛り込んであった。
ラストの「こうきたかぁ」のセリフ。なるほどね。ってかこっちのセリフなんだけどね。

(ばてだはアンチではありませんし、まさかこの日記に書いてある事を本気にする方もいらっしゃらないとは思いますが、念のため。Love佐藤浩市です。)
 
 
 
 
 
 
Mon. 11.01.2004 リアリティありすぎ。
 
キリン一番搾り生のTVコマーシャル、あるじゃないですか。
[LINK]
佐藤浩市さんと、初めて名前を知ったんですが、藤井かほりさんって方が主な登場人物のアレです。
(どれだか良くわからない方、上記URLの「撮影ノート」からCMを見ることが出来ますので、良ければ見てみて下さい。)
おいしい食べ物とビールの組み合わせを、幸せな家庭生活の中で「しあわせ二倍」といった感じで映像展開していく気持ちの良いコマーシャルなんですが、初めて見た時は奥様役の方があまりに幸せ一杯に見えて、ついついコマーシャルなのを忘れて引き込まれて見てしまいました。
巧いんですよ、藤井かほりさん。なんであんな顔が出来るかな。
いわゆる説得力を持たせた演技では無くて、状況のリアリティに沿った説得力なんですよね。実際にその場にいたらそんな感じになるんだろうなぁ、っていうやつ。よほどのイマジネーションの持ち主なのだろうと感心しています。
もしばてだが彼女を撮ったとしたら、出来上がり写真が全部彼女の「予定調和」内に収まってしまうんじゃないかと危惧。撮らせてもらえる機会なんてネェヨ、ってつっこみはナシの方向で。

そんな事思ってたので、毎回CMを目にする度に食い入って見てました。

一作目、焼き豚編。
セキララな日曜の午後、キリンビールとおいしいアテ。う〜ん幸せな日々。そんな時間を過ごしてみたい気持ちにさせられます。

二作目、風編。
帽子が飛んだ後の表情なんか、私的すぎて見ている方まで恥ずかしくなってしまいます。すげぇ良い。佐藤浩市も良い。この時点でもうこのコマーシャルマンセーになってますので、

「まるで見えない糸に引っ張られて飛んでいくような」

飛び方の帽子なんて、この際見なかった事にします。

三作目、海鮮編。
ウニ食べた後の表情とか良いですねー。
「お待ち」の掛け合いとか。んー、ほのぼの。
最後に奥様を見る佐藤浩市の表情なんて、実際の夫婦生活を彷彿とさせるような・・・ん?

なんか・・・表情に陰が無いですか佐藤さん?

これまでの愛に溢れる眼差しとは違う、微妙な変化が。
超笑顔で始まった三作目のスタートとは明らかに対照的なラスト。
まっすぐに彼女を見ない、もしくは見れない状況から察するに、

「この幸せな夫婦の間で、何かがあったんじゃないか!?」

と思わされてしまいます。
まさか・・・途中で一戦喧嘩を交えたとか?
実は・・・ウニが一個しか無かったとか?
ひょっとして・・・
本当は愛人に会いに行く予定だったのに、ウニもらったせいで自動的に奥様とのブランチになってしまったとか!?

まさか。キリンのコマーシャルに限って、
このコマーシャルに限ってそんな事はありません!
たまたま体調の悪い日だったんでしょう。ゲスの勘ぐりってやつですね。失礼しました。
次回作を見れば、そんな不安は吹き飛ぶに決まっています。
また愛のある眼差しで奥様を見つめておられるはずです^ー^
顔みればわかります。僕たち写真撮って表情一杯見てますから。

四作目、かにチゲ編。
絶対家庭崩壊が始まってるって!!
もう気のせいなんかじゃネェって!!
「カニ・・」とか言って奥さん見る顔なんか、完全作りじゃん!!表情偽ってるって!!
おしぼりにびっくりする時なんか、あいつ絶対「違う女と食べてるトコ」を想像してたんだってば!!
気づけ奥さん!!アンタの旦那浮気してやがります!!
「ゆうちゃんなら最後の一本は残してくれるのに」って顔だよアレ!!ってかこの際ゆうちゃんって誰だよ!!
ほらほら、飲み終わった後にまた違う女の事思い出してるじゃん!!
俺の見たかった幸せな家庭って、こんなに生々しいもんじゃなかったハズなんだ(TーT)キリンさん、どうしちゃったのさ!!

現在四作目まで放送中。
流れから察するに、五作目のキリンビールの出てくる場面は繁華街のオネーチャンのいるクラブだろうと想像に難くない。
命名:繁華街での修羅場編。
ここまで来てしまえば、もうゆうちゃんがどんな子なのか、それくらいしか興味は無い。
いろんな意味で、次回作の奥さんの登場シーン、

片手に包丁持ってる可能性大。

ひょっとしたら一作目のダンスすら、佐藤の浮気相手を臭わせる布石だったのかもしれない。
深ぇ。
 
 
 
 
 
 
Sun. 10.31.2004 ブログ
 
ブログ、すごい速度で広まりましたね〜。
ちょっと検索すると、何千件って見つけられるんじゃないでしょうか。何百件かな。
ばてだが遊びに行くHPで、日記からブログに変わってる所も多々。
意味ややってる事は同じだけど。
写真HPやってる人なら、元々ブログへと移行する土壌が出来上がってるもんね。

秀逸なのはシステムで、殆ど出来上がってるおかげで、一般人がブログを始めるのに面倒な手続きも無いでしょうし、
携帯にカメラがついて、デジカメがこれだけ安くなって、
恐ろしい勢いで写真日記が増殖して行ってるのも自然な流れだなぁ、なんて一人で納得してました。
学校の休み時間に
「おい、隣のクラスの○○さんのブログみつけたぞ!」
「まじで!?やべぇ、俺あの子好みなんだけど」
なんて会話がされてたりするんでしょうか。

ばてだの時は高校生がカメラ持ってるだけで「おたく」なイメージでした。実際自分もそう思ってたし、カメラになんて全く興味を持って無かった。
今はイメージだけど、みんなデジカメ持ってる雰囲気あるよね。
カメラを持つ事に対する悪いイメージが無くなりつつあるし、写真に対する素養も早い時期から養われていく訳で、ちょっぴり嬉しかったりな気分です。
そのうち出るよ、絶対。「渋谷系カリスマブログの○○」とか、タイトルホルダーが(笑)
雑誌も特集組んだり。もうあるのかな?ばてだはまだ見てません。
「うちのブログに○○から取材の申し込みがありました〜♪」なんて文字を目にする日も来るんでしょうね。

身の回りの出来事を写真に収めるスナップが大半を占めている現在の写真日記系ブログですけど、中学から大学まで続けてやったりすると、どれくらい写真が上手になっちゃうんでしょうね(笑)
ひょっとすると日本の写真文化は、ここを起点にして大きく動いて行くのかもしれない、なんて、大袈裟な事考えたりしてました。
実際は「ネット環境の整ってる人」で「インドア派」の条件が整って無いと、新規に興味を持たないのかもしれないけど。
でもでも、将来の「写真新世紀」を受賞する子は、もうどこかのブログに潜んでいるだろうと確信しています。

所で、どなたか通りすがりの優しい方、
ばてだにトラックバックの意味を教えてやってください(笑)
 
 
 
 
 
 
Sat. 10.30.2004 世界の枠。
 
サイト巡りしてたんだけど、
「当サイトの写真は全く二次加工・トリミングをしていません」
ってでかでか書いてあるサイトにあたった。
こだわってますね〜。
それを見て、昔カメラ店の主人さんに「トリミングするのはフレーミングが下手くそだからだ」みたく言われた事を思い出した。
ぅぅ・・・当時は今よりももっと下手くそだったからなぁ(涙)後から手を加える事も多かったです。

今はどうなのか知らないけれど、トリミング=下手くそ、みたいな風潮を感じた頃がありました。
デジとかなら、PC上で色々自分の写真をトリミングしてみた方が、フレーミングの勉強になるのにね。今はそう思います。
それに例えば645を持っていて、645フォーマットの写真しか撮れないってのも寂しい。これはスクエアの方が映えるな、とか、普段からいろんなフォーマットに慣れ親しんでおかないと分からないもんだし。
スクエアフォーマット(真四角)の写真を撮りたいなら、真四角のフォーマットのカメラを使えば良い、とか言う人もいるけど、それは一部分ひどい間違い。同じ広角レンズでも、135の中心で四角く撮るのと、135のはしっこを使って四角く区切るのとでは、広角具合や画面の広がり方が全く別物になります。それでないと表現出来ないイキオイとか出るし。真四角しか撮れないカメラでは無理。
望遠も一緒。コッチの使い方や効果は、ばてだも教えてもらった立場なので割愛。

俺は135のフレーミングを極めるんだ、135のフレームと心中するつもりなんだ、って人以外は、色々試してみるのをオススメします。
グラビア系が好きな方も、雑誌のフォーマットで撮る練習をしてみるのも楽しいかもしれません。67が一番近いのかな。

んでも一番良いのはフレーミング程度で善し悪しを左右されない写真を撮る事なんだろな(笑)