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モデル募集欄に、印刷会社と画像の変換についての注意事項を書き加えました。
************************************* 写真データを印刷会社で印刷される方へ ************************************* 激安の印刷会社を選ばれた場合、 写真データを印刷する為に必要になってくる専門的な行程を、 印刷会社が受け持ってくれない場合がありますので、ご注意をお願いします。
簡単に説明しますと、 デジカメで撮った写真データは、モニター等に表示するのに都合の良い、RGBという形式で保存されるのですが、 印刷会社が印刷に使う機械は、CMYKという形式の画像でなければ印刷する事が出来ません。 どこかで誰かが、画像をRGBからCMYKに変換しなければいけません。ここが注意するポイントです。 フォトショップをお持ちの方の場合、モードの変換からボタン一つで画像をCMYKに変換する事が出来ますが、実際はそれで綺麗に印刷されない不具合が出てきます。 何故かと言うと、CMYKという画像の形式には、印刷機の印刷設定までが含まれているからです。 各印刷会社には独自の印刷ノウハウがあって、独自の印刷設定を持っています。 その設定に合わせた変換を施さないと、せっかく綺麗に撮った写真が綺麗に印刷されてくる事はありません。 よくある例に、極端に色が薄く印刷されてしまう、 極端に色が濃く印刷されて色飽和、ギトギトになる、 墨版の生成が早く、肌や中間色が真っ黒になる、 全然イメージと違う色で印刷される、 緑や青が出ない、などがあります。 印刷会社の印刷設定を熟知している方が変換作業を行わないと、大小の違いはありますが、かなりの確率でそのような事態に陥ります。
回避方法は二つあります。 一つはこちらのプリンタ−で印刷した見本と、RGBのままの写真データを印刷会社に渡して、印刷会社の方に変換作業をしてもらった後、こちらが渡した色見本と色のマッチングを行ってもらう方法。 もう一つは、CMYKに変換されたデータしか扱ってもらえない印刷会社の場合、CMYKへの変換作業はこちらでするとして、やはり同じようにこちらでプリントした色見本とのカラーマッチングをやってもらう方法。 この「色見本プリントと印刷会社の印刷物をカラーマッチングをしてもらう事」を色校正(いろこうせい)と言います。 必ず、この色校正を行ってもらって下さい。
通常であれば色校正は普通にやってもらえるんですが、 激安の印刷会社であった場合、別料金になっていたり、 最悪の場合受け付けてもらえず、海外の印刷所でそのまま印刷、という事もあります。 (海外の印刷所の場合、日本の印刷所と違う方式で写真を色分解する為、特に写真が黒っぽく刷られがちになり、色校正のチャンスが無いと、こちらが撮影時に苦労した部分やディテールなど、全てが無駄となってしまいます) 安いには安いなりの理由があって、 またそれぞれの行程は「綺麗に印刷される為の工夫」として必要なものですので、ご注意、熟考された上で判断をお願い致します。
色校正をせずに安い印刷会社に渡した後、 「なんだか写真のあがりが見本と違った」 と言われても僕のせいではありませんし、 正直一番悲しい想いをするのも僕です。
また、こちらの撮る写真データに関しても、 撮影段階から「印刷会社の印刷機で綺麗に刷られる」データを目指して撮影を行っています。 お渡しする写真が一見ネムく、黒の締まりの無い画像に見え、コントラストが足りないように思われたとしても、決してそのデータを触らないで、そのまま印刷会社へと渡して下さい。それでOKなんです。下手に触ると印刷で諸々破綻してしまいます。
WEB用画像に関してはその限りではありません。 |
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