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Wed. 07.06.2005
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人の写真を撮るって |
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誤解を恐れずに発言させてもらえるなら、 ミュージックシーンに置き換えて、プロデューサーみたいな部分ありますよね。 っていうか、ミュージックシーンに例えなくても、プロデューサー的な役割を担いますよね。 あくまで演出を含むモノの範疇であって、いわゆる記録写真等はまた別であったりもしますけど。 (記録写真に演出や意図が入るかどうかはまた別として) (個人的には入ってOKだ、っていうか、無いと逆に自分の記録として成り立たないと思うけど)
古い友人が、ギタリスト目指して学校に通っていたりするんですが、 ボーカルとギターの二人でやりたいらしくて、 そんな事言っていたのを思い出したら、 フォトグラファーとモデル、固定コンビって聞かないなぁ、なんて思ったんです。
商業ベースですから、難しいのはよくわかるんですけどね。 作風に飽きられちゃうとか。
写真を撮る側は「モデルとの相性が」なんて言葉は口が裂けても言っちゃいけないっていうか、 言ってちゃ仕事にならないっていうか、 そこをどうやって超えて行くかが重要なファクターであるジョブだと思うんですが、 (もちろんモデルさん側も一緒ですけど) だからと言って、相性が存在するかしないかって話になれば、100%「相性の問題」は存在する訳で、 またモデル側がフォトグラファーを選択する権利を持っているかどうかは、無い場合が殆どな訳じゃないですか。
週刊誌のグラビアアイドルの写真にしても、 定型に当てはめられた感のある写真を見せられるより、 例えば極端な話、レフなんかはフォトグラファーが持って、 露出やフィルターを設定しておいたカメラで、 ただの高校の同級生がレンズを向けた方が、あがった写真は面白いような気がしてしまう。 もし僕がそうやって「写真を創り上げる作業」をやったとしたら、 シャッターを切ったのが自分で無かったとしても、 「僕の写真です」って堂々と言える自信はあるし、実際にそうだと思うし。 依頼で撮る写真なんかだと、 自分がライティングやシャッターを切っていたとしても、 これは自分の写真じゃないな、なんて事も思うしね。
ってか話ずれすぎ。
荒木さんプロデュース&撮影の新規モデルさんの写真集とか、 藤代メイサさんでも見てみたいし、 蜷川さんでも良い。見てみたい。 フォトグラファーが発掘&プロデュースのモデルさんの写真、 面白そうな気がしませんか。 |
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